国際銀行協会は、日本の金融庁と公認会計士・監査審査会が、東京に監査監督機関国際フォーラムの常設事務局を誘致することを歓迎します。同フォーラ ムは、各国間での協力促進、情報知識の共有支援、規制の整合性を促進する環境整備を通じて、監査の審査において重要な役割を果たしています。
弊 協会は、同フォーラムの事務局を誘致するには東京は最適な都市だと考えます。東京は、世界第1級の都市であるとともに、一大国際金融センターとしてそれに 相応しい各種設備と人材が備わっています。弊協会は、日本で営業する22か国の銀行と証券会社からなる業界団体であり、東京は国際的なビジネスを営む上 で、多くの利点を有していると確信しています。具体的には、最先端の技術や通信システム、整備された国内外との交通網、快適な生活環境などです。
アジアは世界の経済成長の重要な源であり、こうした経済成長に見合った適切なレベルの監査の審査が求められます。条件に適ったアジアの都市を選ぶことによって、同フォーラムは、こうした関わり方にコミットしているというシグナルを送ることが出来ます。