Overview of the event: 

Speakers:  田中　竜介, プログラムオフィサー　渉外・労働基準専門官

         ILO（国際労働機関）駐日事務所

Date:          5月23日（火曜日）

Time:         10:00 to 11:00 (JST)

Venue:       MS Teams (The link will be distributed after the registration is closed)

Summary:

1. ビジネスと人権の世界的潮流と背景​
   • 人権尊重のスコープ・諸相（児童労働、強制労働、男女・LGBT、人種・国籍、宗教・思想信条、団結権/団体交渉権、労働安全衛生など）​
   • エピソード紹介
   • 各国の取組み（G7、投資本国/受入国）
2. 日本での関連政策
   • ​政府の取組み(ビジネスと人権に関する行動計画、政府ガイドライン、公共調達)​
   • ILOの役割
3. 「責任あるサプライチェーン等における人権尊重ガイドライン」
   • ​要点・ポイント​
   • パブリックコメント、他のガイドラインとの比較
4. 国内での人権状況​
   • 技能実習生、男女格差＜雇用・賃金・昇格＞、違法残業、内部通報、非正規労働者、暴力ハラスメントなど。​
   • 各業界における取組み、今後の課題
5. いくつかの提言～金融機関としてのアクションにつなげるために
6. 質疑応答

Speakers:

田中　竜介・プログラムオフィサー　渉外・労働基準専門官、 ＩＬＯ（国際労働機関）駐日事務所

経歴

SDGsやビジネスと人権等の文脈において国際労働基準の普及活動に従事。日本の政府、使用者及び労働者団体、市民社会との協業のほか、諸国大使館との連絡窓口の役割も担う。外務省ビジネスと人権に関する行動計画に係る作業部会委員。経済産業省サプライチェーンにおける人権尊重のためのガイドライン検討会委員(元)。

主な論考として「労働に関する企業の社会的責任（労働CSR/RBC）の実現に向けた政策提言」（ILO）、「ILO国際労働基準と日本の取組み」（ビジネス法務）、「SDGsと企業・労働関係法務」（ジュリスト）など。